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タグ:妻有 ( 9 ) タグの人気記事
どじょうど
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”どじょうど”というのだとか。どじょうやうなぎなどを捕まえるための仕掛けです。
以前に、妻有の仕事をお手伝いしたときにいただいたものです。
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歯ブラシでゴシゴシ水洗いして、乾かしてからニスを塗りました。
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基本となる材料は竹皮ですが、要所に竹を使って強度を持たせる。またそれが縞模様となって、デザイン的にも配慮されることに。編み目が美しい。特に胴から入り口に至る曲線がすごくて、ここは竹ひご状に細く切った竹と竹皮を使って繊細なRを作り出しています。
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by O-noli | 2014-03-25 08:32 | art
妻有アートトリエンナーレ2009
8月あたまの土日を利用して新潟へ行って来ました。コマKさんの企画したツアーへの妻子を伴っての参加でした(前回2006年のとき連れて行ってやれなかったので)。
家族連れなので、自分が見たいものと子供の関心を惹きそうなもの、過去に見て良かったので再訪したもの、近所を通ったのでついでに見たものがないまぜになったセレクトとなっています。メモ代わりにリストアップします。

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124 出月秀明《森とつながる》

123 ケース・オーエンス《ストーン・フォレスト》
125 内海昭子《たくさんの失われた窓のために》
134 カサグランデ&リンターラ建築事務所《ポチョムキン》
138 アン・グラハム《スネーク・パス》
133 吉田明《エターナル》
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223 「森の学校」キョロロとその周辺

229 手塚貴晴研究室+彦坂尚嘉《黎の家》
147 松代「農舞台」とその周辺
192 古巻和芳+夜間工房《繭の家-養蚕プロジェクト》
---  菊池歩《こころの花〜あの頃へ2009》
33 田島征三《絵本と木の実の美術館》
117 内海昭子《世界の真上で》
106 本間純《Melting Wall》、《100年前》
100 滝沢達史《やまもじプロジェクト》
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94 蔡國強《ドラゴン現代美術館》、馬文《何処へ行きつくのかわからない、でも何処にいたのかはわかる?》

93 金九漢《かささぎたちの家》
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23 アントニー・ゴームリー《もうひとつの特異点》

24 石塚沙矢香《うめのか》
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25 小川次郎《モミガラパーク》、《マッドメン》、《みらい》

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31 行武治美《再構築》

232 塩田千春《家の記憶》
234 クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン《最後の教室》
235 MHCP《EARTHSCAPE》
90 瀧澤潔《津南のためのインスタレーション−つながり−》
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by O-noli | 2009-08-24 11:18 | art
『ポチョムキン』のおまけ
前回、紹介した『ポチョムキン』。誰もが思いつくのはエイゼンシュタインの映画ですが、その関連がよくわかりません。命名の由来が気になるところです。
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『ポチョムキン』には3種類の砂利が使われていました。1枚目が最も多く使われていた砂利です。一部にアスファルトが使われており、砂利どうしが直接接することはありません。
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アスファルトと砂利の見切りに使われているのはコールテン鋼のフラットバーかアングルですね。
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境界の片側が必ずアスファルトに面しているので見切り材の固定には好都合です。
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by O-noli | 2006-09-11 08:55 | texture
妻有アートトリエンナーレ2006見て歩き(3)
e0080571_23151620.jpgジャン=ミッシェル・アルベローラ
『リトル・ユートピアン・ハウス』 【小屋丸】
「総住民10人ほどの集落につくられた小さな家。室内の壁には、今いる場所からよい世界をつくろうと呼びかける俳句やことわざが絵とともに記されている。」ガイドブックより。

ふぉとじぇにっくなので載せましたが、僕的にはあまり想いの伝わってこない作品でした。

壁から滑らかに天井ヴォールトのRにつながるためでしょうか、室内は音の回り込みによる反響が大きく楽しい音環境でした。

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半田真規 『ブランコはブランコでなく』 【倉俣地区一帯】
この地区一帯の11の集落に20基の竹でできたブランコを点在させる。設置場所は民家の前庭、空き地、寺の境内や田んぼの真ん中などなど。

おもしろい風景を作り出します。発見する楽しさもあり。あちこちで子供や大人が思い思いにブランコしてました。

僕も揺られてみましたが、よくしなり反力を返してくれないのでこぐ力が空回りしてうまく乗れません。でもブランコに乗りながら眺める周囲の景色はとても気持ちの良いものでした。
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カサグランデ&リンターラ建築事務所 『ポチョムキン』
なだらかに延々と続く田んぼが川で途切れるその堤に位置する。写真右が田んぼ、左が川になっています。ゴミの不法投棄がされていた場所を公園として整備したものです。

枯山水風に細かい砂利を敷き詰めてブランコ、東屋、ベンチが配され、それらが元からあったであろう樹木と絶妙な間合いを見せています。

この静謐な空間はコールテン鋼の壁と堤のエッジとで周囲から切り離され、周囲に圧倒的に広がる緑と際だった対比を見せている。
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金九漢(キム・クーハン) 『かささぎたちの家』
2003年作品で今回もエントリーされています。陶製の子供サイズの家。まるごと窯の中に放り込んで1ヶ月かけて焼き上げたとのこと。

小さなポケットパークのような場所に設置されてあります。草木が生い茂ってよく地に馴染んでいます。
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by O-noli | 2006-09-07 23:17 | art
妻有アートトリエンナーレ2006見て歩き(2)
e0080571_1773438.jpg日本大学芸術学部
彫刻コース有志

『脱皮する家』 【峠】

これも話題作ですごい人でした。空き家の内側いたるところ全てを彫刻刀で彫り上げます。

板敷きの床も彫り込まれており家の中心に向かって渦巻いています。足裏の感触が心地いい。

空間に身を置くと奇妙な感じでなぜか平面絵画を眺めているようにも思われました。立体でいうところの草間弥生。でもここはモノクロだから落ち着いて居ることができる。

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ドミニク・ペロー 『バタフライパビリオン』 【神明水辺公園】
前夜祭で能舞台として使用される。会期中は休憩のための東屋。屋根は周囲の風景と演者を映し込む。冬場は積雪荷重を回避するために垂直に羽を閉じるらしい。閉じた姿がどんなだか気になるところ。

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古巻和芳+夜間工房 『繭の家−養蚕プロジェクト』 【蓬平】
集落の人々と一緒に蚕を育てることから始めて、養蚕という地場産業にまつわる複雑な記憶を掘り起こす。繭を使ったインスタレーションはそういった集落の人たちの想いに捧げられます。

1階では蓬平集落の四季、人々の暮らし、ワークショップの様子が編集された映像作品が流されていて休憩スペースになっています。集落の方やボランティアスタッフによってお茶が振る舞われ、作品の話や集落の話など聞くことができます。2階がインスタレーション空間になっていて、3つの作品からなります。

写真はそのうちの2つで光っているのが繭です。左はスリットから導かれた自然光によって輝く繭。右は繭に仕込まれたLEDによって明滅しています。もう一つ、僕もお手伝いした作品がありますがそちらは写真に収めることができませんでした。

室内には蚕が桑の葉をはむ音が充満しています。左の作品の前に置かれた大箱を開けると繭の明滅と音がやみ大箱の中が輝きます。

これらの音と光の3つの作品は、2階の空間で完結するわけではなく1階の休憩スペースで見る映像、そこで集落の方と交わされる会話などこの繭の家の中での経験全てと有機的に絡み合い、分かちがたく一体の作品になっています。

会期の後どうなるのかわかりませんが、ボランティアの力が大きいこともありこのままで残すことはできないでしょう。せめてトリエンナーレ毎、3年に1回、復活するようなそんな集落のイベントになれば嬉しく思います(僕自身、ここに滞在した時間が短かったので切にそう願います)。
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by O-noli | 2006-09-06 17:10 | art
妻有アートトリエンナーレ2006見て歩き(1)
e0080571_237542.jpgコマKさんのご厚意で急遽、妻有へ行くことができました。何度も足を運ばれたコマK氏と同じく共同作業をしていたメンバーと一緒に回ることができたので、効率的な移動と作品の絞り込みに配慮したプランで動くことができました。

前回訪れた第1回目、2000年の時は全作品数が約150点程度で、わりと地元から浮いたアートイベントといった印象でした。

それが回を重ねるごとに地元の理解は深まり、作品も地域に密着し完成度を上げ、来場者が増えるようになります。

第1回の時は閑散としておりマイペースで見て回ることができましたが、今回は観光バスで直接回る団体が恐怖で、人気作品なんかはゆっくり見ていることもできません。喜ぶべきなんでしょうけど寂しい気もします。

上の写真は
ジョアナ・ヴァスコンセロス 『ボトルの中のメッセージ』 【キナーレ】
地域交流館キナーレの中庭に設置されている。キナーレはここ十日町ステージの拠点施設です。数百本の酒瓶でつくられたのはろうそく立てで、それは団欒の象徴ということだそうです。西欧の食事の発想ですね。

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安藤邦廣 『うぶすなの家』 【願入】
安藤邦廣は日本の伝統家屋の研究者です。その氏が空き家を再生し、8人の陶芸家とコラボレーションして作り上げられた空間。風呂や洗面、囲炉裏も陶芸作品です。1階は作品の器で食事のできるスペースがあり、大人気でした。写真左は中村卓夫、右は鈴木五郎の陶芸作品。
「うぶすな」とは「産土」すなわち生まれた土地を指します。それならば陶芸作品の土は土地のものを使えばいいのに、そうではないよう。
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古郡弘 『胞衣 みしゃぐち』 【願入】
今回の目玉プロジェクトの一つとされつつ、オープニングに間に合わず8月に入ってから完成した作品とのことです。前回、前々回と仮設であったが、今回は恒久設置を目指して土地の土にコンクリートを混ぜてあるとか。神聖さを感じる空間。土の力、地の力を引き出す。屋根は集落の人たちと一緒に葺いたとのこと。
みしゃぐち神とは諏訪で祀られていた神で木の神、石の神だそうです。また胞衣という言葉からは身を包むもの、守るもの。繭を連想します。
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ジェームズ・タレル 『光の家』 【ナカゴグリーンパーク】
第1回目に設置された作品なので再訪にあたります。屋根がスライドして写真のように空に開かれた穴が現れます。僕は見ていませんが日の出と日没時、空の色の変化に合わせて室内の間接照明を演出する光のショーは鳥肌ものに違いない。
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菊池歩 『こころの花−あの頃へ』 【中平】
「中平の美しいブナ林に、集落の人とつくった2万本を越えるビーズの花が静かに咲く。」(ガイドブックより)単純に美しいもの、力強いもの、そして集落の人と一緒に作り上げたものがやはり評価されるものと思います。
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by O-noli | 2006-09-05 23:18 | art
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006
もう開催して2週間になりますが、遅ればせながら紹介します。今回で3回目になります、新潟の妻有地方と呼ばれる地域で展開される芸術祭です。
国内外のアーティストによる336作品が屋内外に展示してあります。
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公式サイトはコチラ
大地の芸術祭 -越後妻有アートトリエンナーレ2006-

僕は第1回の時に見に行きましたが、5日ぐらいの滞在でも全て見ることはできませんでした。回を重ねる毎に作品数が増えているので、下調べして絞って見に行くのがいいでしょう。

下の写真は(以前に少し紹介しましたが)僕もお手伝いした作家さんの作品の案内チラシです。古民家1棟まるごと修理して作品展示のインスタレーション空間になっています。
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このように空き家や廃校を利用した作品も40軒あります。懐かしい民家と現代アート表現が融合したなかなか得難い体験ができます。北陸方面にご旅行の予定のある方、興味のある方はどうぞいらして下さい。
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by O-noli | 2006-08-07 10:59 | topics
キョロロ
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 ちょっと間違えたら女性ボーカルユニットのようです。さておき、コンペ当選後の計画案を雑誌で見た時から一目ぼれしておりました。2003年のトリエンナーレに際して、3作の建築作品ができたと記憶してますが中でも一番良いです。
 まず、イメージしていたよりも大きいことに驚いた。同行の某氏より造形的な傾向にあるので、小さめに思ってしまうのではないかと言われ、ふむ一理あるなあと思った。雨天のせいもあり、全貌の写真がうまく撮れなかったのでとぐろ巻きアングルで。プラス全貌把握のためのおみやげ文鎮(税込530円、本体と同じコールテン鋼製)をと。
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 館の方にコールテン鋼の外壁について好意的な意見をきいた。「当初はどうなることかと思ったが、日の当たり具合で様々な色(白くも見えるとのこと)に見えたり、素材感としても自然の木々になじむ風合いで、自分も気に入ってるし評判もいい」とのこと。もう一方の女性の方も、そのまま仕上げでペンキの塗り替えもいらないので楽でいいと。非常に心強い評価です。ちょっと触ると服に錆がつくという理由で、特に公共施設で使うことのない材料ですが、評判の通り触感的でとてもいい素材です。使うならもちろんキョロロのようにマッシブに全体を均一に覆うのがいい。
 ちなみにソフトも非常に優れています。感服しました(でもゆっくり見てる時間がなかった。必ず再訪します)。以前、立派な箱だけでソフトがないと攻撃されていた博物館・資料館ですが、どうして、最近素晴らしい内容のものも多いです。有名建築家にも関わらず、つまらない箱が多いのは相変わらずですが。


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by O-noli | 2005-11-08 14:51 | 建築探訪
妻有アートトリエンナーレ
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 ひょんなことから、ある作家さんのお手伝いをすることになり、設置場所の集落へ行って来た。目的が作品を設置する民家の片づけなので、あまりゆっくりする時間はなかったが、たった2,3日間宿と往復して時間を過ごすだけで愛着がわいてしまう。見渡す木々やくずれかけの土壁、黒くなった柱梁など他愛のないものが愛おしくなる。

 こういった自然に密着した生活空間を原風景としてもつ人をうらやましく思う。僕らはまちで育ったとはいえ、それなりにおもしろいイメージマップを持っていたと思う。見つけにくいとはいえ、まだ自然を見つけだすこともできた。でもイメージの細部が貧困なのだ。視覚が動く対象に注意を惹きつけられるのと同様、イメージに焼き付けられる対象もやはり動態的なものの方が強く印象づけられるのではないか。しかもいつもそこにありながら、1日・1ヶ月・季節・1年単位の中で違う顔を見せるものは、豊富なイメージの源泉となると思う。
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by O-noli | 2005-11-08 14:10 | 旅の空間

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