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EXPO `70ときくと、つい。
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吹田市立博物館 `07 EXPO `70 −わたしと万博− 展にて
岡本太郎関係の展示が目を惹く。しかし吹田市にこんな立派な博物館があったとは。
12/2(日)までやってます。
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by O-noli | 2007-11-29 23:21 | topics
柳原義達の目
先日、兵庫県立美術館に行って来ました。河口龍夫「河口龍夫−見えないものと見え るもの」展(12/16まで。名古屋市美術館との同時開催)を見るのが目的でしたが、平成19年度コレクション展IIの小企画 美術の中のかたち−手で見る造形”山村幸則「手ヂカラ 目ヂカラ 心のチカラ」”もおもしろかった(こちらは残念ながら先の日曜で終わっています)。

この部屋には触ることのできる彫刻が常設されているのですが、今回の企画はそれらに加えて山村幸則が展示し、鑑賞の仕方にまで踏み込んだ企画となっている。

会場の中にはアイマスクをして入ります。スタッフに誘導されて中にはいるとクレス・オルデンバーグのソフトスカルプチュアのような巨大なクッションが横たわっていて、その作品に触れるよう促されます。あとは一人でその作品に触れながら作品づたいに回りを一週します。

一週したのち、アイマスクをはずすと作品はパッチワークされた巨大な手でした。その作品に埋め込まれるように、常設の3つのブロンズ作品が設置されています。

もともと手で見る造形ということで視覚優位の美術鑑賞というものを問い直そうとの意図で続けられている展示ですが、今回視覚を奪って作品自体を手がかりにして会場を巡らせることでより先鋭なかたちでそれを経験させる企画となっています。

ちなみに3つのブロンズ作品はそれぞれ、ミロ、ロダン、柳原義達の作品でした。会場に入る前にもらうアイマスクは4種から選ぶことになっていて、そこにはそれぞれ、ミロ、ロダン、柳原義達と山村幸則の目が印刷されています。

我々の鑑賞時ちょうど作者が写真撮影をしていたので、きっと我々の間抜けな姿をしっかりとられたに違いない。家内はロダンの目を娘は山村さんの目を、僕は柳原さんの目(メガネつながり)をつけました。
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by O-noli | 2007-11-20 15:49 | art
視覚に代わる知覚
先日、海遊館に遊びに行きました(ナント初めて)。
水族館は好きですが人混みが嫌いなので人気の水族館にはなかなか行くことがないので。

その時、視覚に代わるユニークな知覚の存在を知ったのでここに書きます。下は海遊館のイルカの解説から抜粋しました。

イルカは、断続的に’カチカチ’と聞こえる音(クリック音)を出し、この音が物に当たってはね返る音を聞き取り、その形や大きさ、中身、周囲の状況を把握します。
そのしくみは、まるで頭の中にあるスクリーンに、立体的な音の絵を描いているかのようです。
イルカは、「目で見る」だけでなく、「音で見る」能力も備えているのです。これをエコロケーション(音響測位)といいます。


エコロケーション(echolocation)とはエコーによるロケーションつまり反響により位置を測るわけです。イルカが音の反射によってなにがしか知覚を得ているというのは、なんとなくきいて知っていました。それはまさに魚群探知機のようなもので、何か特定のターゲットの位置を測位する程度のものという認識でした。

しかしそうでなく「その形や大きさ、中身」までわかるとあります。形や大きさはロケーションの精度の高さということです。中身ということはこれも精度の問題でもありますが、反響の質の違いを認知して対象物が何であるかを識別できるということです。

そこまでの情報が得られれば十分、周囲の情景が描けます。まさに「音で見る」ことができるのです。水という媒質があるからそこまでの精度がだせるのだろうとは思いますが、でもおもしろい知覚世界です。

あと、類似のものでこんなのもありました。
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こちらは特別展示の古代魚ですが、目は退化していて、自身のまわりに電界をつくりその電気の歪みで周囲の状況を把握するのだそうな。音ではなく電気です。精度は悪そうですが、興味深い知覚手段です。
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by O-noli | 2007-11-11 14:58 | thoughts
ライカ本社ビル
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先日南港に行ったのでライカ本社ビルに寄ったところ、なんともう使われていませんでした。
OXYギャラリーの方をのぞき込むと中の什器は放置されています。外装はがっちりしたものですが、外構の舗装は所々雑草に突き破られ、廃墟のスタートラインに立ったような感じ。

帰ってから調べると、2004年10月大阪本社本町に移転とあります。旧本社屋は土地建物で買い手を探しているところといった風情です。
1989年竣工、オフィスでありながら広い敷地で複数棟からなる。形態的にはおとなしいけど贅沢な配置/建築計画になっていて、まさにバブルの落とし子です。

OXYギャラリーには度々足を運んでおり、2度ほど本社屋棟まで及ぶ企画展も観ました。内部もまあ(空間的に)贅沢なつくりになっていて、未利用の空間も多くありました。だからこそ展覧会会場にもできたのでしょう。オフィスでありながらレンタブル費なんて言葉とは無縁な世界に建つ建物です。

ビルディングタイプから考えて、経済的にそうそうできない建築計画で成立してしまっている。そういったことを踏まえると安藤さんの仕事の中でもちょっと珍しい類に入る物件です。
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by O-noli | 2007-11-03 11:22 | topics

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