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あえていえば合作
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原田の森ギャラリーの裏の階段。
この旧兵庫県立近代美術館は基本設計のみ村野藤吾、実施設計と監理は県営繕ということになっている。当時は県の施設は県営繕による内部設計が基本方針なので基本設計のみ村野に依頼された。しかし、村野は現場で原寸で最終的な形を決めていくタイプの建築家なのでそんな依頼は受け入れられない。
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実際のところは基本設計の一部、基本構想のみが村野に依頼された。そして村野のスケッチを図面におこし基本設計をまとめて実施設計、監理までが県営繕によりなされた。その村野への依頼から始まって、営繕側で設計の要所をおさえていたのが光安義光だとのこと。
そんな経緯で設計されたので、村野は自身の作品として認知することは拒んだらしい。(以上、知られざる建築家光安義光−神戸・モダニズム 「建築家光安義光」出版委員会編著より)

村野さんもこんな手すり子のデザインをしますが、もうちょっと作り込みます。このあっさりした感じの意匠は光安さんだといわれた方がしっくりきますね。
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by O-noli | 2007-09-26 10:28 | detail

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