母が知人からもらってきた鉢植えのききょう。花に特別興味を抱くわけもなく過ごしてきた僕の気を惹いたのは、たまたまつぼみと並んで花が咲いていたから。
バルーンフラワーとの別名のごとく、風船のように膨らんだつぼみが割れて開いてそのまま花びらになる。
だいたいつぼみと言えばねじれていて、ほどけてしわを伸ばすように花びらが開くイメージがあります。花びらがどんな形をしていても、つぼみの時はたたんであるのでまったくわかりません。
でも桔梗はつぼみ〜開花に至るあいだ実に即物的な形態をしているので、つぼみから花が想像できるし逆もイメージできます。
写真に見える紫の方のききょうは二重に咲く園芸品種だとのこと。