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出雲/松江 建築旅(2)
次は島根県立古代歴史博物館(設計:槇文彦)へ。3月10日にオープンしたばかりだそうです。
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敷地は出雲大社の神苑の隣にあり、景観設計はこの神苑と北山とになだらかに接続することに全力を注いでいるようです。正面エントランスホール(ガラスの箱)の前後に広がる風土記の庭には緩やかな起伏がつけられています。特にエッジで盛り上がる起伏は庭に植えられた木々と建家、壁などと同じく注意深く隣接する道路や猥雑なものを視界から隠す働きを見せています。

この起伏が敷地エッジに植えられた木々に連なり、杜に山に接続していくことになります。この風景の操作を言い換えればフレーミングと借景です。
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外部に拡散していくような景観でありながら、かつ閉じた静謐な印象を与える。いい庭です。建物は自身の主張はせず、この景観構造を維持することを目的に建てられたかのようです。設計者らしい水平を強調した建築とランドスケープは三谷さんか長谷川さんの手によるものではないかと思います。
やはり外構設計でオンサイト計画設計事務所がクレジットされています。前回のビッグハートもそうですが、調べてみるとその前の西播磨総合庁舎もランドスケープはオンサイトでした。オンサイトの最高傑作は大分の風の丘葬祭場です。こちらも槇氏と組んでます。

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せっかくなので出雲そばをいただき、続いてせっかくなので出雲大社へ。何度来ても同じアングルでしか写真撮ってない(感性に進歩がないのか)。

出雲大社は平成の御遷宮に備えて境内の庁舎前に仮拝殿を建設するのだそうで大きく仮囲いが建っていました。

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ということで出雲大社の庁(設計:菊竹清訓)の写真を撮り直そうと思っていた目論見は潰えてしまい、しょうがないので裏手を撮る。
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by O-noli | 2007-04-18 00:26 | 旅の空間

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