2006年 05月 13日
形態とスケール
例えば、初代のiPodが発売されて、実際に見た時「デザインはいいけど、もう少し小さい方がいいな」と思い、iPod nanoの時は「小さければいいってもんじゃないだろう」と思った。
TVで携帯のCM見てて、これはDOCOMOの割にいい形してるなあと思って、店頭で手にとると「なんで、こんなでかいの?」と興ざめしたりする。 それは写真などで見た形態に対して、自分がイメージした大きさとのギャップ。形態だけの事前情報による単なる思いこみにすぎないのか? いや、やはりその形態に応じて心地いいサイズというのはあるんじゃないか。 iPodや身の回りの小物なんかは、手にした時のフィット感や好みなども絡んできそうです。 フィット感や好みというのは、たぶん人体寸法のばらつき、身長差などの個人差に(平行してではないにせよ)、影響を受けながらばらついているのではないか? 体の大きさとスケールに対する感覚はある程度、影響関係にあるというのは想像できます。 なぜなら、子供の頃遊んだ場所に大人になって行ってみると、全てのサイズがひと回りスケールダウンしてるように感じることを経験しているから。 冒頭に書いた経験のようにとても微妙な大きさの違いが気になるのは、体格に対応しつつその中でもどんピシャなサイズを想像しているからではないか。それは人体寸法と非常に近いサイズの身の回り品だから、繊細に感じとれるものなのかもしれない。 久しぶりに次回予告、対象を建築へと展開して東京国際フォーラムを考察します。
by O-noli
| 2006-05-13 23:31
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