島根県大田市、石見銀山の山裾、
羅漢寺。小さいけど立派な石窟寺院です。岩屋堂を書いてる時に思い出しました。投入堂のところの国内では窟寺は4例しかないとする記述を訂正しなければ。
これについては、その筋の方が書かれた雑誌記事を鵜呑みにして書きました。窟寺の定義のしかたで変わるので、4例をピックアップする意味があるはずですが、裏がとれませんでした。
切石は使われていそうですが、少なくとも内部の床、柱、天井の各部位は岩から彫り出されたままで、木造でつくられてはいません。
先の件については、懸け造りの窟寺とすれば、その4例に絞ることができるのかもしれません。
ここの五百羅漢も圧巻ですが、
石見銀山の
間歩(まぶ)などの遺構は世界遺産登録の候補になってるそうです。