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ルイス・カーンのこと
ルイス・カーンのこと_e0080571_11353342.jpg最近、ドキュメンタリーがいいらしいですね。

先日、テレビで紹介していて知りました。「RIZE」という映画は、クランプと呼ばれるダンスにかける若者たちのドキュメンタリーです。まさに身体能力の限界という感じの高速ダンスのクライマックスは、観ればさぞ感動することと思います。
一昨年はドキュメント(?)かどうか知らないけど「華氏911」が話題になってました。NHKの不祥事やら、やらせ疑惑が発覚して、打ち切りにはなったけど「プロジェクトX」は一定の評価を得ているようです。

以上は前置きで、本当に観たいのは「My Architect」です。ルイス・カーン(74年没)という建築家の足跡を彼の息子がインタビューなどで綴ったドキュメンタリー映画です。アメリカでは一昨年ぐらいだったかに公開、絶賛されていて、喉から手(眼?)が出るくらい見たかった。彼のエキセントリックな行動や箴言っぽい言葉から、魅力的な人格が想像できます。そして彼の建築の映像ですよ。

個人輸入すればDVDが手に入るんだろうけど、字幕欲しいしなあ。と思っていたら、国内でも今週末から公開されるそうです。でも東京だけ。....も少し待つか。
1992年に彼の展覧会が群馬県立美術館でありました。その時はハナから日本は群馬だけで巡回なしとわかってたので、悪友をそそのかして、車で飛んでいきました。

好きな建築は?と訊れたら、割とすらすらといくつか出てくるのですが、好きな建築家は?と訊かれると答えに窮する。しばし考えて、ルイス・カーンと答える。単体で好きな建物はたくさんあっても、その人がつくった建築全て、好きになれる建築家というのはなかなかいない。カーンは現物を見ていないので、あるいは曖昧な返答かもしれない。でもそうありたいという気持ちにさせる建築家ではある。
by O-noli | 2006-01-26 11:38 | thoughts

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